臨床検査技師国家試験の対策期間、教材、方法

臨床検査技師国家試験を目指す方々へ

こんにちは。臨床検査技師国家試験まであと4カ月くらいでしょうか。

この時期は病院実習真っただ中といった人もいれば研究室配属の時期という人もいると思います。4年生の10月頃の私は合格した先輩がよく言う年明けからでも間に合うという言葉を信じて実習以外の時間は特に対策していませんでした。そのまま冬休み(年末年始)は塾のアルバイトにのめりこんでしまい焦りだしたのが年明けで、そこから国試対策を始めていきました。

そこで、今回は私の国試対策についての話をしてみたいと思います。ほんの一例として気分転換がてら読んでみてください。

以下の3つについて書いていきます

  1. 対策期間
  2. 教材
  3. 対策方法(年明けに行ったこと)

対策期間

1月から2月の試験までの約1か月半

どのくらいの実力から勉強し始めたのかというと、秋ごろに模試を受けたとき全国順位が出ると思うのですが、下の方(たしか40点くらい?でほとんど勘で解いてたまたま知っていたものを選んだだけ)で、全国にはすでに100点超えている人がこんなにもいるのかあ・・・と思い、その後は勉強してない状態で模試受けてもなあ・・・と思い申し込んで問題だけもらってという感じで年明けまで放置でした。

夏までは大学院入試の対策をしており、なかなか国試対策に手が回っていなかったという言い訳もあり、冬は塾のアルバイトが楽しくてのめり込んでいたので全然国試対策をしていませんでした。

その1か月半はおよそ毎日10時間勉強していました。この間に2回体調を崩しています(1回目は謎の高熱、2回目はインフルエンザ)。そう考えるとかなり負荷をかけた生活をしていたかもしれないです。

教材

メインで使った教材

  • 臨床検査技師国家試験問題注解
  • 臨床検査技師イエロー・ノート
  • これまでの模試

その他

  • 臨床検査技師ブルー・ノート(イエローに比べるとあまり使っていない)
  • ネットで探した語呂合わせ
  • 古い臨床検査技師国家試験問題注解
  • 二級臨床検査士・緊急臨床検査士資格認定試験問題集

使った教材は上記です。メインで使ったものとその他ちょこちょこ使ったものに分けいます。どのように使ったのかは次の対策方法で詳しく書いていきます。

対策方法(年明け以降)

1月

メインで使ったのは臨床検査技師国家試験問題注解(注解って呼ばれてるやつですね)です。これは一番役に立ちました。まず1月はこれをひたすらやっていました。問題を見て私の場合基本的に知らないものばかりなのでたいていすぐに答えを見てすぐに覚えられそうなら覚えるといった感じで使いました。

どちらかというとまず問題を見て答えを覚えていく方が自分に向いていたのと問題を解く方が楽しかったのでこの方法で始めました。そして、何度ももう無理だ・・・と思いながら(特に病理と微生物)3周もしていると自然と覚えられる問題も出てきました。

やりながらわからない問題が出てきたらイエロー・ノートを見て勉強しました。だんだんわかってくると分野ごとにつながりを感じられるようになるものもあり面白いと思えてきます。臨床検査の勉強って社会にも役立つのはもちろん自分や身近な人にも役に立つ知識なので自分が勉強して誰かに説明したい!みたいな気持ちで私はやっていました。

そして注解を何回もやっているとただ単に答えを覚えているだけなのではないか?と思い始める時期が出てくるので、改めて模試を見てみました。今までは全くわからなかったものが、ある程度消去法で解けたりするものも出てきました。しかし、模試は難しいので知らないものが出てきます。それを勉強していきました。

ここまでくると新しいことを覚えるのが楽しくなってきました。

2月

注解でわからない問題に✅をつけていたのでそこを毎日見ました。わからない問題だけなので毎日1周できました。そして医用工学は理解するのを諦めました笑

2月に入ると注解もほとんどできるようになり、模試も全部見直したしなあと思い、2月の最初は語呂合わせをネットで調べたりして知識を増やしていました。分厚い教科書で知らないことを学んでみようかと思いましたが内容が多すぎて意味が見いだせませんでした。

やっぱり問題を解きながら勉強するのが向いていると思い購入したのが二級臨床検査士・緊急臨床検査士資格認定試験問題です。絶対にやらないといけない教材ではないと思いますが、ある程度知識がついてくると次にやるべきことが何なのかわからなくなり、直前にこれを使っていました。単純に興味があったのもあります。

後は古い注解にも新しい問題が載っているのでそれを解いたり、もちろん一番は最新の注解と模試を完璧にすることでしたが、さすがに飽きるのでイエロー・ノートやブルー・ノートを見たりして過ごしました。あと、中間宿主や微生物、病理の染色方法とかはいままで問題で見たことないものが抜けているので覚えたりしていました。

まとめ

今回は私の臨床検査技師の国家試験対策についてまとめてみました。

ちなみに結果は140点台でした。全然知らないものもたくさん出てきましたが、一応合格することはできました。

皆様の合格を心よりお祈りしております。

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