【4回目で合格】理系大学院生の英検準1級speakingの勉強方法、使用教材

  1. 英検準1級のspeakingは本気で対策しないと落ちます。。。

私は1次試験合格後3回不合格になり4回目で合格しました。英検の1次試験免除は合格後1年後までなので、もし4回目が落ちていたら、1次試験から受け直さないといけない状況でした。私はそこでようやく焦り始めて本気で対策し、なんとか合格することができました。私は英検2級も受験したことがあるのですが、speakingは過去問をさらっと見て、入室などの試験の流れ(テンプレートどおり)を練習しただけで合格できたのでなんとなくspeakingは簡単に受かるものだと思っていました。

しかし、、、英検準1級になると一気に難易度が上がります。

筆記試験が2級から準1級にかけて難易度が一気に上がるのは過去問を見れば一目瞭然だと思うのですが、speakingもかなり難易度が上がると思っておいた方がよいと思います。

準1級speakingの試験内容と2級との違い

入室してあいさつと軽いやりとりを行ったあとに問題カードをもらいます。そこには4コマ漫画が描かれているのでそのナレーションを行います。1分で準備をして2分でナレーションします。そして4つ質問があり、最初の1問は4コマ漫画の中の登場人物になりきって、「もしあなたが○○だったらどう思いますか?」のような質問がされます。残りの3問はカードを見ずに質問を答えます。この3問も4コマ漫画の内容に沿った内容が出題されます。

2級は最初に書いてある文章を音読して、その内容について質問される問題がありましたが、準1級では文章の音読はありません。また、2級では3コマ漫画なのが準1級は4コマ漫画になります。そしてその後の質問は2問です。

どんな対策を行ったか

対策期間:1か月半

教材:【CD+DVD付】14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社)

まず入室と退室の部分は頭を使わずも話せるくらい練習しました。アティチュード点が3点分あるので減点されるのを防ぐ目的と、そこで集中力を使うのはもったいないからです。

まずMay I come in?で入って、Good morning!あるいはGood afternoon!と元気に挨拶します。カードを渡すように言われるのでHere you are.と言って渡して、座ってくださいと言われたらThank you.と言って座ります。そして、名前を聞かれたらI’m ○○と答えて、準1級の試験ですけど合っていますね?と聞かれたらThat’s right.と答えます。答え方は様々なので、合っていれば他の言い回しでよいとは思いますが、試験に合格するという意味では一つ決めておく方がスムーズだと思います。私はこれを相手の顔を見て笑顔でできるようにしました。

その後にHow are you today?などのあいさつの質問がされます。これの答えは一言で終わらせるのではなく少し長い文を言う練習をしました。例えば、I’m a little tired, because the train I used today was very crowded.などの少し話に広がりがあるのがよいです。これも一つ考えてしまえば使いまわせるので考えておきましょう。

そして4コマ漫画は友達に少し古めの問題集なども借りながら20問ほどはこなしました。時間制限なしでナレーションしてみて、答えを見て、もう一回ナレーションしてみるといったことを繰り返していくだけです。答えの素晴らしいナレーションを見て、自分は全然できていない、こんな文章言えないと思うかもしれません。私も何度も思いましたが、コツは何か一つ答えの言い回しを取り入れてとりあえず次にいくということです。全部真似しようとしても自分の言葉でないので言えません。ただ、答えをよく読むと、これは他の問題でも使えそうだな、という文章があると思うのでそれだけ次の問題を解くときに使ってみるという対策がよいと思います。

私が一番よく使っていたのは、よく4コマ漫画の中で、誰かが何かについて心配している様子の絵がでてきます。そのときに

She was worried about~

という表現はよく使えました。あと気を付けていたことは

4コマ漫画のナレーションは全部過去形で言う

誰かが何かを話しているシーンでは直接話法ではなく間接話法を使う

She said “          ”と漫画の中で話していることをそのまま言うのが直接話法です。これはかなり簡単で、万が一どうしても間接話法でとっさに言えなくなったときに、直接話法を使って乗り切るのはありだとは思いますが、練習すれば間接話法で言えるようになります。

そして、もし4コマ漫画の中の人だったらどう思うか?という一つ目の質問が来ます。

I would be thinking that~で答えましょう。

中身は20問も練習すれば本番でも使いまわせるものが出てくると思います。

そして、残り3問です。社会問題のような固い話について聞いてくると思います。これも練習あるのみでにはなりますが、20問くらい練習して、それぞれの社会問題について言う練習をしていくと他の問題でも使いまわせる表現が出来上がってくるのでそういう感覚になるまで何度も練習しましょう。私はいつも3文言うと決めていました。

1文目で自分が賛成、反対などの意見を言う。
2文目でその意見の根拠となる一般論を言う
3文目で結論として自分の意見を言う(問題文の表現を言い換える)

こんな感じで決めておいて、2文目が勝負の文章になるので、たくさん問題を解いていろいろなパターンに慣れておくとよいでしょう。

私の結果と感想

ナレーション12点/15点、Q&A16点/20点、アティチュード3点/3点でした!

詳しくどこで減点されたかなどはわかりませんが、予想では、ナレーションが途中どう表現してよいかわからなくて投げやりな感じになってしまったのと、Q&Aは一つ質問を聞き取れず、聞き返した上によく理解できずなんとなくで答えたのが原因だったかもしれません。ただ何も答えなかったりわからないと言った問題はなかったのと常に試験監督の方の顔を見ながら笑顔で話していたのがアティチュード3点につながったと思っています。

最後に・・・

どれだけ事前に型を作れるかが合否の分かれ目!

だと思います。もし今からまず1次試験対策という方は1次試験対策について下記でまとめているのでぜひご覧ください。

【3回目で合格】理系大学院生の英検準1級合格までの勉強時間、使用教材、勉強方法

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