第1種放射線取扱主任者筆記試験(初受験)の勉強方法で良かったこと良くなかったこと

今回の記事の概要

以前の記事で放射線取扱主任者を目指すきっかけについて書きました。簡単にまとめると、大学1回生のときに準備期間3か月で第1種放射線取扱主任者試験筆記試験を受験し、不合格になってしまいました。今回は、合格した今だから思える、その時の勉強方法で良かったことと悪かったことについて書こうと思います。

第1種放射線取扱主任者試験筆記試験対策で行って良かったこと①

前回の記事で使用した教材を紹介しましたが、1. わかりやすい第1種放射線取扱主任者合格テキスト 福井清輔(著) を一番初めに選んだことは良かったと思います。私は大学で放射線関連の勉強をしているわけではなかったので、当時の勉強し始めた頃の私には難しい式や原理を理解するのは困難でした。しかし、上の教材は非常にわかりやすく、すごくイメージがわきやすい図が用いられていたので私でもスラスラと読み進めることができました。まさに土台作りといったような感じで、この教材を最初に読んだおかげで、他の教材で難しい話が出てきてもスムーズに理解できるようになりました。この教材を読んだだけでも過去問を見ると解ける問題があります。広く浅く理解できたという感覚にはなれるのですが、この教材だけやっても解けない問題も多数あるという印象です。

第1種放射線取扱主任者試験筆記試験対策で行って良かったこと②

前回の記事で紹介した2. 第1種放射線取扱主任者マスター・ノート 福士政広(編集)は上で紹介した教材1. わかりやすい第1種放射線取扱主任者合格テキスト 福井清輔(著) で身につけたことの確認と定着させるのに役立ちました。教材1よりも少し内容が濃く、まさに整理されたノートといった印象です。やりながら難しいところは教材1に戻って確認しながら基本の定着と知識や公式の暗記ノートとして使っていました。

第1種放射線取扱主任者試験筆記試験対策で良くなかったこと(反省点)

上で紹介した2冊をやりながら定期的に過去問演習を行っていましたが、やはり解けない問題が多数出てきます。その時に単なる知識問題や上の教材を見ればわかる問題であれば良いのですが、載っていなかったり、きっちりと理解できない問題があった時に丸覚えしてしまっていたのは良くなかったと思います。よくわからないまま、この式を使えば答えが求まると考えたり、多分こういう計算をしたからこの答えになったのだろうという思い込みが積もっていくと点数が伸びないということにつながります。

この反省を元に私は大学2回生のときに2回目の第1種放射線取扱主任者筆記試験に挑みます。その時の話はまた次回の記事で書こうと思います。



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