そろばんを習っててよかったと思う時

そろばん歴6年です

私は小学校2年生の頃からそろばんを習い始め、中学1年生か2年生くらいまでは続けていました。約6年習ってみてやっぱり役に立つなといまだに感じます。やめるまでに私は日本商工会議所の珠算1級、日本珠算連盟の準初段まで取得できました。私はそろばんを習っていなかったらおそらく高校、大学も合格しなかったかもしれないし、数学も好きになれなかったかもしれません。今回の記事ではそろばんを習うことで得られる7つのことについてご紹介します。

掛け算九九は小学校2年生の時にすでに完璧に

小学校2年生の掛け算九九を習う前からそろばん教室に通っていました。そして、学校で掛け算九九を覚えましょうという時期が来たのですが、その時にはすでに覚えていたので余裕がもてると思います。今の小学校では行われているのかわかりませんが、当時は百マス計算のプリントを大量に宿題に出されていたのですが、それをこなすのにも役に立ちました。

筆算の検算にそろばん式計算を利用

小学校で筆算を習いますが、そろばん式の計算方法と筆算で計算するのはやり方が異なります。もちろん筆算での計算方法を学校ではやるのですが、その計算が合っているかどうかをそろばん式の計算で確認していました。筆算を一通り習い終えて以降は、そろばん式の計算で基本は計算して桁数が多かったりしてそろばん式での暗算が苦しいときのみ筆算を使うという感じで私は算数/数学をしていました。

定期テストでは計算に時間がかからないのでその分考える時間をとれる

中学校に入ると小学校の時よりも計算ミスを誘うような問題や、計算量を多くして試験を難しくされることもあります。しかし、そろばんを習っていればその難しい計算も速く出せることが多いです。1級レベルもあればたいていの計算は素早く正確に出せると思います。むしろ筆算をする方が間違うのではないかと感じるくらいです。

買い物では消費税の計算はすぐにできる

定価で書かれている商品を見たときに税込みでいくらかをすぐに計算することができます。これを他の人に話すとたいてい「税込みでいくらか書いてるから別によくない?」と言われます(笑)。なのでこれはただの自己満足にすぎないのかもしれません。

大学入試では計算力で実力をカバーできる

高校数学では速く計算できる方法は積極的に取り入れていかないと、特にセンター試験(今は共通テストに変わりましたが)では時間が足らなくなってしまします。簡単な計算方法が思いつけば良いですが、私の場合式を見てその簡単にするための式変形ができないことがありました。しかし、そうなったら普通にそのまま計算して答えを出していました。もはや簡単な計算方法を思いついて、式変形して計算するより普通に計算した方が速いということがそろばんを習っていると起こります。センター試験以外の二次試験などでも普通に計算すれば時間が足らなくなるものを計算で乗り切れることがあります。

連続して足していくのが得意になる

これはどういう意味かというと例えば23+35+67+51+73=という問題があればまず23+35=58、58+67=125と一つ一つの計算をしていくような感覚になるそうですが、そろばんを習っているともし1級レベルであれば2,3秒で求まります。これは複数の商品を買うときに今いくらかを知りたいときなどお金の計算で特に役に立っている実感があります。

この人、そろばんを習ってた?って気づけることがよくある

そろばんを習っていた人は計算している様子を見るとわかることが多いです。先ほどの連続の足し算を瞬時で出していたり、指が自然とそろばんの珠をはじくように動いていたりしたりします。また、私が思うのは2桁×2桁の掛け算の時に例えば答えが3桁であればそろばんを習っていない人は頭の中で筆算をして出すので1の位から答えを書く方が多い気がします。そろばんを習っていると百の位から答え書くのでそういう人を見るともしかしてそろばん習ってた?と思います。そこから話が広がっていくと楽しかったりもします。

ご覧いただきありがとうございました。

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