こんにちは。今回は大学院生のワークライフバランスというタイトルで博士課程で私が毎週どういう生活をしているかを書いていきます。
ワークライフバランスって書くと、働いてないのではないか?という指摘もされそうですが、大学院生の研究は仕事であるという認識してもらいたいのでワークライフバランスと書かせてもらっています。
大学や分野、研究室、研究テーマによってもどういう生活になるかは変わってくると思います。なのであくまで一例ですが、良い悪いではなくこういう人もいるんだくらいの気持ちで見てみてください。
月曜~金曜
8時半頃~18時頃まで実験
18時~20時頃までデータの整理/予定立て
特に大学にいないとできないことがない限り20時には帰る
土曜
9時から17時くらいまで実験して終わり次第帰る
日曜
基本はラボに行かず休む/気が向いたら家で勉強やスライド作り
だいたい平均するとこんな感じです。実験が忙しい時は夜中までやる時もありますし、申請書を書いたりしている時は日曜も研究室に行ったり、フレキシブルにはやっています。また、もちろん実験の合間にミーティングなどは入っています。
修士の頃から博士課程3年の今にかけてずっとこのスタイルでやっていたというわけではありません。一時期は朝7時半から夜11時くらいまで毎日やっていた時もありました。ただ、夜11時まで実験すると家に着くのが夜中の12時過ぎになり次の日に頭が回らなくなり、しばらくして体調を崩したので遅くまで実験するのはやめました。
他の博士学生の方のお話を聞いていると割と毎日夜中までやっている方もいるようです。なので上記の程度では甘すぎると感じられる方もいるかと思いますし、十分やっていると思われる方もいると思います。
さらに私の場合は留年することが決まっています。そういう意味ではもっとやらなければいけなかったのかもしれません。
博士課程留年が決まって思うこと①で留年を決断した経緯については書いています。
ただ色々と模索していく中で、まずは健康第一で、長く続けられる生活スタイルが良いと思うようになりました。あと30~40年はアカデミアで研究をやり続けると思うと、博士課程で力尽きてしまうとその方がもったいないと考えています。留年してでも、批判されてもとにかくアカデミアに生き残ることだけに焦点を当てるという方針です。
このスタイルでアカデミアで生き残れるのかは今の時点では全くわかりませんし、楽に残れるほど甘い世界ではないと思いますが、自分の体力や精神力を見ながらギリギリ耐えられる生活スタイルを維持していきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。